マイノリティの歴史は忘却される。

ウポポイのそれなりの賑わいとは対照的に、徒歩圏内の慰霊施設に訪問客が一人もいないのは、その歴史的背景についての記述が展示にはなく、パンフレットの地図に場所が記載されていないからではないか。 遺骨の遍歴を辿ると、その多くは北海道大学に行き着く。その現場を案内してくれたのは、同大学の「アイヌ・先住民研究センター」の石原真衣さんだ。セ…
コメント:0

続きを読むread more