日本が移民送り出しの国だった頃の話 炭鉱労働を経てルポルタージュ作家となった上野英信は、戦後の炭鉱離職者たちの行方を追って南米まで出かけ「出ニッポン記」をのこした。1950年代後半から先の見えなくなった石炭業が廃坑を続ける中、坑夫たちの次なる生業として南米での農業が期待され、多くの炭鉱離職者南米移住を推奨され、海を渡って言ったのだ。 ある点で、炭鉱労働者たちは集団で要求… コメント:0 2025年01月10日 続きを読むread more