森怪鳥 発言に

「非常に驚いた。東京五輪や日本のスポーツ界は多様性の順守に取り組んでいると思っていたが、一言ですべてが否定された。オリンピック精神に逆行する」
 JOCの理事で、女性スポーツ専門部会長の山口香氏(56)は、そう訴える。(朝日新聞 2月5日)
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JOC理事会は、89年の発足以来、原則として報道陣に公開をしてきたが、19年6月に山下泰裕現会長が就任すると「公の場で話せない内容が多く、本音の議論ができない」と自ら提案し、非公開化に踏み切った。決議されたのは同年8月の臨時理事会で、賛成19、反対4、保留1の賛成多数で決まった。この時に反対票を投じたのが、山口香氏、高橋尚子氏、小谷実可子氏、山崎浩子氏と、いずれも女性理事だった。 (スポニチ 2月5日)
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<フランス 日刊紙20ミニッツ 性差別の高速を320キロ疾走>日本の元首相である森会長は、性差別の高速道路を320キロで疾走した。

<英国 ロイター通信 性差別主義的な発言が注目>森会長の発言は以前から批判を集めていた。自民党の会合で「私たちはコロナがどうであろうと必ずやり抜く」などと発言し、コメディアンのアツシ・タムラが聖火リレーを辞退した。

元アイスホッケー女子カナダ代表でIOC委員でもあるヘイリー・ウィッケンハイザー氏もツイッターに「絶対にこの人を追い詰めます。東京で会いましょう」と皮肉たっぷりに書き込んだ。 (スポニチ 2月5日)

スポーツ組織って、まだ脳力より筋力優先の世界なんだろう。リスクマネージメントが全く機能していない。

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