地獄とは

「地獄とは、希望(のぞみ)の絶えた世界です。希望のないまま無為に時を過ごす。それこそが地獄というものなのです。」
たとえ針山を登っていても、いつかは頂にたどり着き、この責め苦から解放される。その望みさえあれば、どんな艱難辛苦があろうとも、地獄にはなり得ない。逆に天国と見紛うような場所であろうと、胸に絶望しかなければ、やはりそこは地獄に等しい。
西條奈加「千年鬼」2012年 より。sen.PNG

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