カワアイサ

琴似発寒川沿いを歩いていたら、遠くでがんかもの仲間を見つけた。つがいで落差工の上を上流から落ちる寸前まで流れ下る遊びをやっている。最初、危ないなと思っていたが、何度も潜水して繰返している。餌を探しているのだろうか。写真を見ると赤いくちばしと緑の頭をしている。アワアイサだろうか。西野緑道では野鳥の声が何種類も聞えるが、すばしっこくてヒヨドリ以外は正体不明だ。IMG_0001.JPG漢字では川秋沙。
日本で見られるアイサ類では最も大きい。(大きいものはL72cm)
淡水域に多く見られ、海にはあまり入らない。河川、湖など。
ダム湖など内陸山間部の湖沼にも入る。潜水して魚などを採る。
上嘴の先端部が鍵型に下に曲がっている。嘴は赤く、先端は黒い。

※ウミアイサやコウライアイサは曲がらず、まっすぐ。
オスは頭が緑色で顔が黒っぽい。後頭部の冠羽はまとまっており、後頭部が大きく見える。下面は光沢がある白色。メスは頭が茶色で、ボサボサしている。
下面は灰色。北海道では樹洞に巣を作り、メスがヒナを育てる。
数メートルの高さから飛べないヒナが真っ逆さまに地面に飛び降りるのは有名なビックリシーン。メスの背中にヒナが仲良くチョイ乗りするのも人気の生態。

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