ナイル川上流のダム

エチオピアは20日、ナイル川上流の巨大ダムで発電を始めた。膨らむ電力需要を賄う悲願だが、水不足を恐れる下流のエジプトは直ちに「一方的」な行為だと反発した。

ナイル川のエチオピアに総貯水量740億立方メートルの超巨大ダム「大エチオピア・ルネサンスダム(Grand Ethiopian Renaissance Dam:GERD)」[1]の建設が竣工し、貯水を巡って下流に位置するエジプトおよびスーダンとの間の対立が激化している。エチオピアの近年のインフラ開発は、中国の資金的援助により進められおり、GERDはその代表的なものである。damu.JPG

ナイル川は、スーダンのハルツームで、アフリカ東中部のビクトリア湖から流れ出る白ナイル川及びエチオピアから流れ出る青ナイル川が合流し、エジプトへと流れているが、エジプトが受ける水の86%は、青ナイル川が運んできたものである[4]。従って、もし青ナイル上にダムを建設し、貯水を行えば下流に流れる水量に多大な影響を与える可能性が出てくる。
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水の争奪は地政学上、最も重要だ。

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