久しぶりのコンサート

札幌100交響楽団 第28回定期演奏会
場所:カナモトホール(札幌市民ホール)
日時:2022年7月24日(日)13:30~15:40
入場料:無料(要整理券)

メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」
ブルッフ 「スコットランド幻想曲」 ヴァイオリン独奏 熊谷勇大(くまがい ゆうた)
ブラームス 「交響曲第2番ニ長調」100ko.JPG

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この交響楽団の演奏を聴くのは初めての体験だった。
最初の「フィンガルの洞窟」では管楽器の音がバラバラでどうなることかと、ヒヤヒヤしながら聴いた。
2曲目の「スコットランド幻想曲」は熊谷勇大の独奏が素晴らしくて、それだけを聴いて満足した。
3曲目になると、団員も落ち着いてきたのか、ミスも少なくなり、第4楽章では素晴らしい演奏となった。
指揮の上田哲さんは終始淡々と腕を振っていて、、個別の楽器への指示が的確になされていたようには見えなかったが、それも彼の持ち味なのかもしれない。
最後の団長の挨拶はなかなか良かった。
会場は8割程度の入りで、運営担当はほっとしていることでしょう。

この楽団について、カムイミンタラ(1998年01月号)に長い記事がある。その一部を引用すると
「楽譜が読めない人も、器楽演奏の経験のない人も、オーケストラで演奏する喜びを、ともにしましよう」という趣旨なので、入団希望者の応募はいつでも受け付けています。もちろん、テストやオーディションなどまったくありません。初心者が入団すると、毎月2回、日曜日の午後に星さんが講師になって「初心者講習」を開いているので、そこに参加して楽譜の読み取り方、楽器の持ち方、弦楽器の場合はボーイング、ポジションの押さえ方など、まったくの初歩からの手ほどきを受けます。

いつも10数人の初心者が基礎レッスンに励んでいます。なかには、オーケストラの仲間入りできる日が待ちきれず秘かに別の教習所で指導を受けている人がいたり、星さんの許可が下りる前から金曜日の練習に忍び込み、メンバーの後ろの席で弾いている人がいたりします。練習場には音が満ちあふれているので、自分の音もその中に溶け込み、みんなと一緒に弾いているという、そう快感をあじわうことができるのです。

この趣旨が今でも続いているとすると、今日の演奏は上出来と言うべきかもしれない。

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