日本虫

レイチェル・カーソンの「沈黙の春」では、マメコガネムシを退治するために空中から散布されたアルドリンなどの農薬による惨状が記録されている。見田宗介「現代社会の理論-情報化・消費化社会の現在と未来-」を読んでいると、このことについて説明があった。
「 マメコガネムシは、アメリカ英語でJapanese beetlesという。「日本虫」というわけである。この偶然が、時代の中で、この甲虫の不幸を増幅したかもしれないということは考えられる。」として4pほどの論述につながっている。

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