アクロス ザ ユニヴァース

著者が若いころ、ネパールの山小屋で修行していた時、1日中降り続く雨の音を聞いている自身の頭の中に熱心なファンでもなかったビートルズの曲が繰り返し流れてきたらしい。

言葉は降り止まない雨のように紙コップに溢れ
激しい流れとなって、宇宙の彼方へ消えていく。
悲しみの溜まりと喜びの揺らぎは僕の心を漂いながら
僕を包み、撫でていく。
ジャイ・グル・デヴァ・オム(我らの伝道師よ、神に栄光を)
何ものも僕の世界は変えられない(ネットで公開されている歌詞の和訳)
中沢新一「精神の考古学」2024 より。
この本の中では、旧石器時代の人類が洞窟の奥の真っ暗な中で何を見ていたのかという話が面白かった。
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