ビートルズは僕らの何を変えたか

<60年代>が、(宗教革命以降の)イエス・キリストが引き連れていったのとは逆の方向への思いのなびきが勝利した時代だーーこれが、この本のひとつの大きなテーマである。いまここで、その言明に、もう一つの予言的ステートメントを打ち込んでおきたい。その新しい(いざない)を象徴する人物として、ジョン・レノンは、これからの<時>に揉まれながらも、大きな僕らの心に刻まれつづけていくだろうと。
佐藤良明「ラバーソウルの弾み方- ビートルズから<時>のサイエンスへ」1989年 より。images.jpg
こんな本があるとは知らなかった。著者はベイトソン「精神の生態学」の翻訳家でもある。
佐野さんの「公開講演会「ビートルズ de 英文法・ライブ!」というのも公開されている。

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