2009年に日本で作られたオタマトーンは音符型の特徴的なデザインと独創的な演奏方法でおもちゃの枠にとどまらず楽器業界でも注目された商品。トイ楽器という新しいジャンルを開拓しながら切り開いて来たエポック商品。2010年には日本おもちゃ大賞 ハイターゲット・トイ部門で大賞を受賞。
「西洋音楽の楽譜が輸入されて、「音符」というものを目にしたとき、日本人はすぐさまそれを「おたまじゃくし」と呼び始めたようである。音符記号を幼年時代のカエルに見立てるという発想は、西洋音楽史にはついぞ生まれなかった。」中沢新一「今日のミトロジー」
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